オメガ3 抗炎症・炎症抑制・血液サラサラ
- kokusaiyushi
- 2月4日
- 読了時間: 4分
更新日:7 時間前
オメガ3については、様々な意見があり、健康的な食生活に悩まれる方が増えている印象です。10年以上、オメガ3を俯瞰的な視点で市場動向を見てきた
そんなわたしが、現時点でオメガ3をどう考えるか?について、書いておこうと思います。
そして、当会のメンバーの皆さんは、オメガ3の摂り方について共感してくれたことが大きいと感じています。
それは、オメガ3脂肪酸を栄養素として見る以外にも、「バランス」を重視しているからだと考えています。
まず、オメガ3脂肪酸は必要です。
◎オメガ3脂肪酸とは、アブラナ科や大豆類に含まれる脂肪酸(αリノレン酸など)や、魚介類や海産物に含まれる脂肪酸(DHA、EPAなど)、多価不飽和脂肪酸の一種で、体内では合成できない必須脂肪酸とされています。
(こういうのを簡単に覚えられちゃうのが油脂栄養学講座です☺)
αリノレン酸は、少しですが種子類や葉野菜などに含まれ、亜麻仁油・えごま油なんかは、50%程、αリノレン酸が含有されています。
野菜を食べたり大豆製品を摂ったりと、普通の食事をしていれば、摂取できていると考えられます。
偏食の方は難しいかもしれませんが…。しかし、実は隠れ油としてコンビニの揚げ物に使われるサラダ油や、お弁当屋お惣菜に使われる油、それからコンビニのおにぎりに入れ炊く油も、種子油なので(キャノーラ油・米油・コーン油・大豆油)などのサラダ油系)意外な方法で摂取できているかもしれません。
ただし、そういった植物油はアルデヒドやアクロレインも含まれてしまうでしょう。
オメガ3についてのエビデンスでわかりやすいのがこちら↓ 厚生労働省のeJIMより
①海産物(魚や甲殻類)を多く含む食事と心疾患に関する研究結果によると、週に一回以上海産物を食べる人は、極稀にしか食べないあるいは全く食べない人と比較して心疾患が原因で死亡する可能性が低いようです。 「Dietary Guidelines for Americans, 2010(アメリカ人のための食生活の指針、2010)」(英語PDF)は、海産物からオメガ3脂肪酸などの種々の栄養素を得られるため、成人は週に8オンス(約224g)以上の種々の海産物を取ることを新たに推奨しています。(幼児に対する推奨量はより少量であり、妊婦や母乳育児をしている女性に対しては特別の推奨量があります。)
②EPAやDHAを多く含む海産物を心臓の健康によい食事に加えて摂ることを示唆する根拠はありますが、EPAやDHAのサプリメントが心疾患を予防することは証明されていません。
2012年に2つの研究者グループが、心疾患リスクに与えるEPAおよびDHAサプリメントの効果について調査、解析をしました。一つのグループは、心疾患の既往のある人についての調査だけを解析し、もう一つのグループは心疾患の既往のある人とない人両方についての調査を解析しました。その結果、サプリメントが心疾患を予防するという確固とした根拠は得られませんでした。
③2012年の科学論文のレビューでは、海産物や魚油に含まれるオメガ3脂肪酸であるEPAやDHAが関節リウマチの症状を緩和するのに、ある程度有効と考えられると結論づけています。
レビューに見られた研究では、対象者の多くが、魚油を取ると朝の体のこわばりが短時間になり、関節の腫れや痛みも減少し、そのような症状をコントロールするための抗炎症薬の必要性も低下したと報告しています。
このような、オメガ3が有効で、健康に寄与するとされる根拠はたくさんありますが、それが「サプリメント」や「オイル」とされる根拠は得られていません。
もちろん、試験管やマウスでの実験はありますが、ヒトでは得られていません。
これが、現時点でわたしがオメガ3のサプリやオイルを推奨しない理由です。
また、植物性のオメガ3(αリノレン酸)が、体内でDHA,EPAに変換されることを期待して、亜麻仁油やえごま油を飲んでいる人がいますが、摂取したαリノレン酸から変換される量はわずか5%~10%であり、魚を1尾食べて摂取できる量とは相当違います。
性別、年齢ごとにオメガ3の目安量が決められていますので、脂質について学んでみてくださいね。
どのようにオメガ3脂肪酸を摂取すればよいのでしょう?
…その答えは、日々の食事にあります。
食事から、簡単にオメガ3の目安量をクリアできるので、是非一緒に取り組んで参りましょう♪認定講師のみなさんは、皆さん摂り方上手ですよ~🐟
では、また。
